おはようございます。
今朝はニュースから。
■住宅エコポイント復活へ、3次補正予算で 震災被災地は優遇も
国土交通省は、3次補正予算で住宅エコポイントを復活させたい考えだ。7月末に着工期限を迎えた現行制度をベースに、東日本大震災の被災地では、発行ポイント数を優遇するなど重み付けの措置も検討。発行対象は、新築とリフォーム両方を想定している。住宅エコポイントは、断熱改修といった省エネ性能を向上させるリフォームや、省エネ性能の高い新築に、様々な商品と交換可能なポイントを発行するもの。復活させる制度は、この現行制度をベースに、予算確保状況によってポイント発行数などを調整する考えだ。住宅エコポイントは、09年度から2400億円程度の予算を計上して実施。着工期限は、11年12月末までを予定していたが、想定を上回る利用が進んだことから7月末までに短縮されていた。
■住宅リフォーム市場調査 「創エネ」が拡大
富士経済はこのほど、住宅リフォーム市場予測をまとめた。2011年度の全体市場見込みは7兆6143億円で前年度比1.7%増にとどまるが、2014年度には2010年度比7.7%増の8兆600億円になると予測。中でも東日本大震災後の電力需給問題により、自家発電によって住宅用エネルギーを創り出す「創エネリフォーム」が拡大するとした。2011年度の「創エネリフォーム」市場は3774億円(10年度比42.5%増)。2014年度には、2010年度比148.2%増の6575億円となる。住宅用太陽光発電システムや家庭用燃料電池に対する国や自治体の補助金が市場規模を下支えしている。今後は、太陽光と燃料電池の「ダブル発電」の提案が更に増えると予測する。