おはようございます。
ぶったまげました!!
エレベーターに乗って地上と宇宙を行ったり来たり――。
こんな夢のように壮大な構想を、ゼネコンの大林組が
2050年に実現させる、と発表しました。
其処までわたしは生きているかどうか分かりませんが、
出来れば行って見たいですね。(いや、やっぱり、よそう!)
鋼鉄の20倍以上の強度を持つ炭素繊維
「カーボンナノチューブ」のケーブルを伝い、30人乗りのかごが、
高度3万6000キロのターミナル駅まで1週間かけて向かう計画という。
近年の技術発展によって、手の届く域に到達しつつあるというのです。
古代より、人間は天空を目指して塔を建てたりしましたが、
本当に天まで行く時代になったのか!!
これならロケットも要らないし、お年寄りでも
ちょっと宇宙へという時代が来るかもしれませんね。
しかし、技術的な問題はさておき、
芥川龍之介の短編小説『蜘蛛の糸』じゃないですが、
釈迦様は、極楽の蓮池を通して、はるか下の地球を覗き見て
どう感じているんでしょうかね。
『蜘蛛の糸』の主人公は、「この糸をつたって登れば、地獄(地球)
から脱出できるだろう。
あわよくば極楽に行けるかもしれない」と考える。
そこで蜘蛛の糸につかまって、
地獄から何万里も離れた極楽目指して上へ上へと昇り始めますが、
蜘蛛の糸は切れ、再び地獄に堕ちてしまったとあります。
そうならなければ良いが。