おはようございます。
「忘却とは忘れ去ることなり。忘れ得ずして忘却を誓う心の悲しさよ」
「真知子巻き」の氏家真知子と後宮春樹の『君の名』での
冒頭のナレーションですが、(ちと、古すぎ!!)
「嫌なことは寝て忘れろ」とよく言われる。
(私なんか一晩寝ると昨夜何杯飲んだか忘れています。単に飲みすぎ、笑)
これまで行われてきた多くの科学的研究結果からも、
睡眠には精神的なリラックス効果があるとされてきました。
しかし、通説を根底から覆すような研究結果が報告さました。
「睡眠は、嫌な記憶を忘れさせるどころか脳に保存してしまい、
精神的にもっと不安定にさせる」というのだ。
「睡眠は、ある出来事を記憶として脳に維持させるだけでなく、
その出来事に対して抱いた感情をも保存する効果があるようです。」とのこと。
そう云えば、嫌なことの方が結構覚えていますね。
(超楽観主義者の私でも・・・なるほど)
さらに、
「なにか嫌なことがあって眠れなかったという経験が、
誰しもあると思います。これは、嫌な記憶を残したくないために、
脳が眠ることを拒否しているからかもしれません。」と、説明している。
じゃ、嫌な事があったら、どうしろというの?
(やはり、時間が解決してくれるのか、
それとも、酒でも飲んでカラオケか! てへ)
今回の研究結果は、これまで一般的に受け入れられてきた説とは
まったく正反対のものですね。
このように、人間の身体に関して私たちが勘違いしている事が、
他にもまだまだあるのかもしれませんね。
「忘却とは、忘れようとして、思い出せない?」 ってか!!