おはようございます。
昨日に続き、99.9%のお話。
『法隆寺の五重塔はなぜ?地震に強いのか?』
法隆寺の五重塔は約1300年の歴史をもつ、
日本を代表する木造建築物です。
材料は「ヒノキ」を使用しています。
五重塔には2つの伝説があります。
一つは、日本各地にある五重塔が地震で崩壊したことはない。
もう一つは、地震が起きると五重塔は蛇のように
くねくね曲がるということです。
さて、なぜ五重塔は約1300年もの間、
地震に耐えてきたのでしょうか?
結論から言います!
実は最新のコンピュータ技術をもってしても
未だに解明されていません!
(次世代スーパーコンピューター「京」が世界一に
なったらしいが、蓮舫さん参ったか!)
五重塔には心柱(しんばしら)という柱が
建物の真ん中にあります。
昔の人は「五重塔には、中心に心柱という大黒柱があって、
建物を支えている」と思っていました。
しかし、心柱を調べてみると、
その柱は塔の天辺(てっぺん)にある相輪を支えているだけで、
建物の構造とはまったく関係が無く、
心柱は上下の層で繋がっていない事が分りました。
また、五重塔には通し柱が一本もありません。
そんな五重塔が、今まで倒れなかったのはいったいなぜなのか?
現在いろいろな説が構造の専門家によって分析されています。
しかし、最初に言いました様に,五重塔がなぜ地震に強いのか?
未だに解明されていません!
現在日本では、高層建築物が数多く建設されています。
1300年前に建てられた五重塔について、
地震が建物に及ぼす影響を分析さえ出来ないに、
現在次々と建てられている
高層ビルや高層マンションは地震に対して
本当に大丈夫なのでしょうか?
一度大きな地震が起こり、建物の安全が
確かめられない限り不安です。
大地震が来ても大丈夫であろうというのは
あくまで仮定の話です!!
とか!!
あなおそろしや!!