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ニューヨークのファッショニスタ「ユージン・トン」から学ぶワンランク上のベーシックコーディネート

スタイルの良い欧米人で埋め尽くされた昨今のメンズファッション情報サイトをウェブブラウジングしていると、コーディネート術が脳内に蓄積されて為になりますが、実際に欧米人と同じような格好をすると「何か違う…」と思った経験はありませんか?何か違うのは肌の色、髪の色、体の骨格が違うのです。白人と黄色人種という明確な違いがあります。そこで黄色人種の私が、もっとも参考になった同じ黄色人種のEugene Tong(ユージン・トン)のコーディネートを紹介したいと思います。男性目線と女性目線どちらから見てもかっこいいスタイリングが特徴的です。

本サイトのかっこいいの定義は、男性目線と女性目線の2つの定義があります。

【男性目線のかっこいいの定義】

男が真似したいと思う男らしい服装
男が憧れるブランドを上手に着こなした服装
希少価値のあるアイテムを着用した服装
【女性目線のかっこいいの定義】

一緒にいると心が落ち着く好感度が高い服装
私を引き立てるシンプルな服装
私よりも着飾っていないお洒落な服装
男性目線と女性目線どちらから見てもかっこいいスタイリング
Eugene Tong(ユージン・トン)の詳しい経歴や250枚以上に及ぶスナップ画像は「NYの有名ファッション・エディターEugene Tongがかっこいい件について」をご確認ください。米国のファッションマガジンの編集者で、世界的に有名なファッショニスタ「ニック・ウースター」と親交が深い事で知られています。

配色を絞ったカラーコーディネート
黄色の肌と相性の良いネイビーカラーをベースカラーに取り入れたコーディネートはEugene Tong(ユージン・トン)の鉄板コーディネートです。サブカラーはネイビーと相性の良いホワイト、グレー、ブラックのみです。

絶妙なバランスのサイズ感覚
ルーズでもなく、タイトでもない絶妙なバランス感覚のコーディネートが特徴的です。肩の落ちていないジャストサイズのロングコート、膝下から裾にかけて幅が絞られたテーパードパンツの丈の長さなど自分自身のサイズ感覚を熟知しています。

暑苦しさが感じられないレイヤードスタイル
首元のボタンだけを止めたり、ダブルジッパーの上部を閉めてインナーを見せるなど随所にレイヤードテクニックを取り入れています。アウターからチラリと除くホワイトカラーのロングカットー、同系色のレイヤードタイプの9部丈パンツなどのレイヤードに適したアイテムを取り入れています。ちなみにニューヨーク発のファッションブランド「パブリックスクール」のアイテムをよく着ています。

抜け目ないスタイルを完成させるスニーカー
分かる人には分かる希少価値の高いスニーカーを履いています(フラグメント限定のエアジョーダン1、アクロニウムのエアフォースワン、オレオカラーのフライニットトレーナー、フライニットマーキュリアル HTM、VISVIM、Common Projectsなど)。分からない人でもスニーカーを含んだトータルカラーコーディネートが完成されているので、ぱっと見て違和感を抱くことはありません。ビビットカラーのスニーカーは、子供っぽい印象を与えるので履かない方が良いです。

ハット、キャップ、サングラス、腕時計などの小物使い
全体のスタイリングを引き締める同系色のレザーキャップ、ワンポイントロゴのベースボールキャップ、フォーマルな印象を演出するハット、抜け目ないコーディネートへ昇華させるサングラス、腕時計など小物使いが参考になります。一部の女性はサングラスをかけている男性を自己陶酔している男性と思う傾向があるので、かけない方が良いケースがあります。スマホがあるから腕時計なんて要らないという考え方はおすすめしません。目線が行きやすい手首周辺に気を使った方が良いです。ただし、過度の重ね付けはしない方が良いです。

Eugene Tong(ユージン・トン)のトータルコーディネートは非常に参考になります。男性目線と女性目線どちらから見てもかっこいいスタイリングが特徴的です。男性が真似したくなる男らしい服装と、女性が一緒にいると心が落ち着く好感度が高い服装が両立したワンランク上のコーディネートです。