おはようございます。
昨日に引き続き、板橋駅周辺の様子をUPします。まずは、埼京線板橋駅西口の前に、大きなケヤキ
「縁結びケヤキ」?!ナンダコリャ
もともとは板橋区本町にある縁切榎ですよね。縁切榎の由来はいつの頃からか、この木の下を嫁入り行列が通ると必ず不縁になるという噂が広まり、それならばというわけで、この木の霊力を逆手に取って、別れたいのに別れられない相手と離縁できるように願を掛ける御守りとして、人々は縁切榎と呼ぶようになったそうです。江戸時代には将軍家に嫁ぐ花嫁の行列も、中山道の板橋宿を通過する際、この木の下を避けたとか、木を隠したとか言われています。現在の榎は3代目の若木だそうですが、昔からこの木の樹皮を煎じてイヤな相手に飲ませると霊験あらたかで、男女の熱も自然に冷めて別れられるのだそうです。最近の若い女性たちならば、別にこんな榎に頼らなくても、お気に召さなくなった男子にキッパリ“ごめんなさい”をするでしょうが、戦前くらいまでは女性の地位も低くて、家の都合や世間体で無理やり連れ添わされた亭主がイヤでイヤでたまらない時などは、こういう霊木のお世話になったんでしょうね。縁切榎というのは特に板橋宿の専売というわけではなく、日本全国に数え切れないほど何ヶ所もありますし、榎以外にも、縁切欅(えんきりけやき)だとか縁切松(えんきりまつ)だとかいろいろあるようです。
以下は板橋のマスコット
今度は、板橋駅東口を出るとすぐ前に前に
新撰組近藤勇隊長の墓所があります。
誰かが供物をお供えしたようですね。
まるで、手土産片手にいそいそ自宅に帰るようですね(笑)