おはようございます。
先日、元同僚が癌で亡くなって通夜に行ってきました。
今朝は健康について考えてみました。
自分や、家族が病魔に冒されたとき、
「このがんは治るのか。いつまで生きられるのか---。」
きっと誰もがそう思うでしょう。
がんが発覚してからわずか3ヵ月で死ぬ人もいれば、
3年、5年、あるいは10年以上生き続ける人もいる。
治るか治らないかの判断は、素人にはつけがたいことです。
とはいえ、統計によって全体的な傾向を知ることはできる。
その指標となるのが「5年生存率」というのがあります。
全部位のがんの5年生存率は、男女を合計して53%くらい。
つまり、すべてのがん患者の半数超が、
5年は生きていることになります。
ただし、男女間での5年生存率に差があります。
男性は約49%、女性は約57%で、女性が8%も高いのです。
男女別の「治りにくいがんランキング」を添付します。
男女とも1位は膵臓がん。共に5年生存率はわずか4、5%
しかなく、「治りにくさ」という点では他のがんを圧倒している。
要するに、20人の膵臓がん患者のうち、5年後に生き残って
いるのはわずか1人という、難治がんの代表格なのです。
もちろん、極めて治りにくい癌になっても、望みはゼロではない。
がん治療の世界はまさに日進月歩。
今は治りにくくても、明日どう変わるかわからない。
大切なのは、希望を捨てないことのようです。
知人の死に際し、がんの恐ろしさと、
健康の大切さを感じました。 合掌