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不退転の決意?

おはようございます。
遂にきたぁ!!
財務省が25日発表した2011年の貿易統計速報によると、
輸出額から輸入額を差し引いた貿易収支は、
2兆4927億円の赤字となった。
貿易赤字転落は、第2次石油危機後の1980年以来、
31年ぶりらしい。
さあ大変!!
国会では野田総理が不退転の決意。
しかしながら、政治家は漢語が好きですね。
(大相撲でも4文字熟語があるが・・不惜身命?)
何故漢語を使うのか?
漢語を使うと知的で意味が分かりにくい。
その曖昧さが好都合らしい。
「不退転の決意で臨む」と言うがどんな決意なのか?
そもそも平安時代初期に平仮名が作り出されて、
和歌や文学が盛んになった。
しかし、男性は漢語と漢字を用い、日記や公文書は漢語で書かれた。
その流れで、政治・経済用語は漢語が多く用いられているようだ。
そもそも不退転の決意とは、
(広辞苑)  「志をかたく保持して屈しないこと」 
(仏語辞典) 「退くことのない位。仏道修行の過程で、
既に得た功徳を決して失うことがないこと。
いったん達した位からあともどりしないこと」
インド語の「アヴァイヴァルティカ」の訳で、
不退とか無退とかとも訳されています。
つまり、不退転とは、
今の地位や利権を決して失わない決意ともとれますね?
やっと総理の言う不退転の意味が分かったような気がします。
さもありなん!!