おはようございます。
今朝は梅雨の晴れ間ですね。
梅雨前半の6月は、
どれぐらい晴れの日があるのでしょうか?
過去30年間のデータをみると、
6月の雨の日は12日、曇りの日は8日。
ひと月のうち20日間は雨や曇りの梅雨空になります。
一方、晴れの日は10日しかありません。
梅雨の晴れ間が広がるのは、
平均すると3日に1度の割合です。
今朝は貴重な晴れの日ですね。
また、梅雨といえば雨傘ですが、
雨傘の洋傘はもともとは日傘でした。
古代エジプトの偉い人が日よけに使っていたのが
始まりだそうです。
灼熱の光を遮る日傘は神の庇護の象徴、
ステータスシンボルだったようです。
中世においても洋傘は日傘でした。
初めて傘を差したイギリス人の男性、
ジョナス・ウインウェンは、
周りから好機の目で見られました。
男性が普通に傘を差すようになったのは、
ステッキ代わりに使った19世紀半ばだったとか。
その後、傘は雨を防ぐ実用的なものになっていきます。
日本に洋傘が入ってきたのは、
勝海舟が西洋から持ち帰った江戸時代で
歴史は浅いんですね。
梅雨もまたよし、季節を楽しみましょう。