おはようございます。
夏目漱石『二百十日』じゃ無いけれど、
二百十日になるとやはり台風がやってくる。
季節の移り変わりの目安となる「季節点」なのかも知れませんね。
台風襲来の特異日とされ、奈良県大和神社で二百十日前3日に
行う「風鎮祭」、富山県富山市の「おわら風の盆」など、
各地で風鎮めの祭が催されています。
気象庁によると、大型で強い台風12号が日本の南海上を
北上しており、東日本と西日本で強い雨を降らせていて、
道路の冠水などの被害も出ている。
大型で強い台風12号は、勢力を保ったまま、時速15kmという
ゆっくりとしたスピードで、日本列島に近づいている。
当初、関東地方に直撃するおそれのあった台風12号だが、
太平洋高気圧に押され、進路は北北西に移った。
都心部では、ほとんど雨が降っていないのに、
同じ関東の中でも山沿いでは、ずっと雨が降り続いて、
それも大雨になっている。
この『二百十日』は、暦学者渋川春海が釣り好きで、
隠居していたある日、江戸品川の海に舟を出そうとした時、
一老漁夫が海上の一点の雲を指し、
「50年来の体験によると210日目の今日は、大暴風雨になる
可能性が高いから舟を出すのはやめた方が良い」と教えた。
これがはたしてその通りになり、その後も注意していると確かに
210日頃は天気が荒れる事がわかり、貞享暦に書き入れたという。
俗説かも知れませんが、確かにそのとおりになりました。
昨日サーフィンをしていて行方不明になられた方がいます。
先人の戒めを聞くべきかと思います。